北上・西和賀

脱炭素へ本格運用 鉄路とトラック併用 半導体材料ガス輸送 ジャパンマテリアル【北上】

トラック到着後、半導体材料ガスのボンベを下ろす関係者=18日午後、北上市・ジャパンマテリアル北上事業所

 半導体・液晶製造向け特殊ガス供給装置を製造、販売しているジャパンマテリアル(本社三重県菰野町、田中久男社長)は、鉄道貨物とトラックを併用したモーダルコンビネーションの本格運用を始めた。三重県内から、北上市流通センターの同社北上事業所に半導体材料ガスを輸送。「物流の2024年問題」に対応し、二酸化炭素(CO2)排出削減を図る。

 同社は半導体大手・キオクシアの主要取引先で三重県四日市、北上の両工場に特殊ガス、薬液を供給している。半導体製造過程で使用する半導体材料ガスは各地で造られ三重県に集約し、北上までの約800キロをトラックで輸送してきたが、運転手の時間外労働規制強化で人手不足が懸念される24年問題への対応と持続可能な物流体制構築へ、23年6月から鉄道貨物とトラックの併用輸送を実証実験。振動や安全性、夏の猛暑、冬の寒さでも製品の品質に問題がないことから、本格運用に踏み切った。

 17日朝、ボンベ合わせて128本分(1本47リットル)が入ったコンテナ2基を積んだトラックが四日市市の倉庫を出発。JR四日市駅で貨物列車に積み込まれ、18日午後に奥州市のJR水沢駅に到着。同駅から北上事業所までトラックで運び込まれた。

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