巧みな連係強み 山目・男子初出場に意気 マクドナルド全国ミニバス【一関】
一関市の山目ミニバスケットボールスポーツ少年団(菅原美津子代表)男子は、28~31日に東京都の国立代々木競技場で開かれる第55回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会(日本バスケットボール協会主催)に県代表として出場する。チームとして初の全国規模の大会出場にチーム関係者は「選手たちは素直で真面目。教えたことをすぐに吸収してくれる。全国のレベルは高いが持てる技術に磨きを掛け、自分たちのプレーをしたい」と意気込んでいる。
チームは2023年12月に県内32チームが出場して開かれた「JA全農いわて いわて純情米選手権第47回県ミニバスケットボール交歓大会」で頂点に立ち、初めて全国大会の切符を勝ち取った。
試合では主将の千葉結斗君=市立舞川小6年=がチームを引っ張り、副主将の伊藤一葵君=市立山目小6年=が主将を支えながら試合の流れをつくる。主に守備から試合ペースを握り、攻撃面ではパスを主体に相手の隙をついて得点を重ねるプレーが得意。突出した選手はいないが、その分攻守にわたる巧みな連係プレーが強さを支えている。
チームによると、大会に向けて県外チームとの練習試合やチーム練習を通じて、連係や一つ一つのプレーの精度を上げて高いレベルでパフォーマンスできるように準備を整えてきたという。
全国大会は男女とも数チームずつのリーグ戦のみで最終的な順位の決定はなく、山目は30、31両日に山口、鳥取、栃木の各県代表チ―ムと対戦する予定。
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