北上・西和賀

さくらまつり開幕 開花は10日前後に 展勝地【北上】

バルーンをリリースし、さくらまつり開幕を祝う園児と関係者

 北上展勝地さくらまつり(実行委主催)は4日、北上市立花の市立公園展勝地で開幕した。まだ桜は開花していないものの、早速屋台が立ち並び、来場者は祭りの雰囲気を楽しんでいる。29日まで。

 暖冬傾向を受け、今回は過去最も早い開幕。4日は同公園で開催式が行われ、実行委の八重樫守民会長(北上観光コンベンション協会長)は「今年も関係団体が頑張って準備を進め、受け入れに万全を期している。開花前の膨らみを含め、皆さんにもゆっくりと開花状況を楽しんでいただきたい」と語り、八重樫浩文市長も「各団体、企業に清掃活動していただき、きれいな環境でまつりができる。皆さんと一緒にまつりを盛り上げたい」と述べた。

 たちばなこども園の年長組園児17人と八重樫会長、八重樫市長、北上さくらの会の伊藤彬会長がバルーンをリリース。空高く舞い上がり、開幕を祝った。

 前年は開幕した9日に満開状態だったが、今年はまだつぼみの状態。開花は10日前後と見込まれる。実行委は期間中、前年(18万3000人)を上回る20万人以上の来場を見込む。

 「岩手のうまいもの市」と「北上展勝地キッチンカー」は期間中、約50店舗が出店。初日から来場者がお目当ての飲食物を買い求め、おいしそうに舌鼓を打っていた。

 4日は観光馬車運行、SL等の公開説明会も行われ、6日から土日・祝日に民俗芸能公演(20、21、27日除く)を予定。観光人力車は8~17日(13日除く)に運行する。

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