一関・平泉

400年ぶり平泉帰郷 伊豆山神社(静岡・熱海)の紺紙金銀字交書経 世界遺産ガイダンスセンター きょうから一般公開

約400年ぶりに平泉へ里帰りした佛説无所悕望経。13日から県立平泉世界遺産ガイダンスセンターで一般公開される

 中尊寺金色堂建立900年を記念する企画展「清衡の平泉―伊豆山神社の紺紙金銀字交書経―」は、13日から平泉町平泉の県立平泉世界遺産ガイダンスセンターで開かれる。奥州藤原氏の初代清衡が同寺創建の際奉納した紺紙金銀字交書一切経のうち、静岡県熱海市にある同神社所蔵の「佛説无所悕望経(ぶっせつむしょきぼうきょう)」が約400年ぶりに平泉へ里帰りし、一般公開される。8月25日まで。

 同神社は、伊豆に流された源頼朝が源氏再興を祈願し、鎌倉幕府を開いた後には関八州(関東地方)総鎮護と定めて崇拝。徳川家康も天下を治める強運の神として厚く信仰した。

 里帰りしたのは、16世紀末に豊臣秀吉の意向で中尊寺から持ち出された経巻の一つで、国宝に指定され同寺に残る15巻や高野山に伝わる4200巻余りと同様、紺紙に金銀の文字で交互に書写されている。1956年静岡県指定文化財。

 企画展では縦25・8センチ、全長801センチある経巻を巻末まで広げた状態で、経文を写したパネルと一緒に展示。

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