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県産原料でリキュール 金ケ崎「K.S.P」 盛岡「Barわたなべ」 共同開発、22日発売 アロニア、ブルーベリー、桑の実

22日発売の「もりおかベリーリキュール」をアピールする老川社長(右)と渡邊店主

 金ケ崎町のハーブリキュール専門工場・金ケ崎薬草酒造を運営する「K.S.P」と盛岡市のバー「Barわたなべ」は16日、アロニアやブルーベリーなどの県産食材を原料に使った「もりおかベリーリキュール Morioka Berry」を共同開発したと発表した。22日に県内で販売開始する。

 お酒で岩手を盛り上げたいとの思いを持つBarわたなべの渡邊匡店主(39)がK.S.Pの老川和磨社長(31)に声を掛けた。2人は県産素材を使ったリキュール開発を構想。豊富なポリフェノールを含む盛岡産アロニアに着目し昨年10月、国内でも珍しいアロニアリキュールの開発をスタートさせた。同酒造が製造に当たり、渡邊店主が味やラベルなどを監修する形で半年がかりで完成にこぎ着けた。

 原料には盛岡産アロニアをはじめ、県産ブルーベリーや金ケ崎産を含む国内の桑の実などを使用。完成したリキュールのアルコール分は26%。カクテルベースをはじめソーダやオレンジジュース、ウーロン茶などで割ってもしっかりとした風味を楽しめる。

momottoメモ

商品は500ミリリットル入りで、希望小売価格2500円(税別)。初回は300本製造し、Barわたなべで提供するほか、市内の酒店やK.S.Pがインターネットで販売。原料次第で増産する。

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