一関・平泉

餅食文化アピール 栗駒茶屋(一関・厳美)20日営業再開 団子、パイに新メニュー

栗駒茶屋で販売される新商品の莓三種ともちパイ、桑の葉茶

 一関市を中心に宿泊や旅行、飲食などの事業を展開するイーハトーブ東北(松本数馬代表取締役)は、20日に同市厳美町字若井原地内で運営する古民家カフェ「栗駒茶屋」の営業を再開する。定番商品をはじめ、トッピングの中でも人気が高いイチゴを使った団子、パイの新商品3品を用意しており、一関の餅食文化を広くアピールする。

 団子の新商品は、これまでも扱っていたあんことマスカルポーネチーズ、イチゴをトッピングした商品を改良。さくらあん、いちごあんの2種をそろえた「莓一会(いちごいちえ)」、あんこを加えた3種の「莓三種」を販売する。

 パイは、さくさくのパイ生地の中に餅とあんこ、いちごあん、ずんだあんを入れた3種類の「もちパイ」を用意した。スペイン料理のエンパナーダを参考にして考案したといい、2023年11月の全国もちフェスティバル2023in一関など市内のイベントで試作品を販売したところ、好評だったことから、商品化を決めた。

momottoメモ

価格はいずれも税込みで、莓一会700円、莓三種1000円、もちパイ1個300円、桑の葉茶450円。営業日は土、日、月、祝日で、時間は午前10時~午後5時。今季の営業は10月末までの予定。

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