花巻

AIカメラ運用開始 リアルタイムで検知【花巻】

花巻市内の河川周辺に設置が進む自動撮影カメラ

 花巻市は、人工知能(AI)の技術を活用し自動撮影カメラでツキノワグマの出没をリアルタイムで検知するシステムの運用を開始した。現在5台のカメラがクマの移動経路とされる河川付近に設置され、今月中にも26台にまで増設する計画。出没情報を基に市街地に近づく前に追い払うなど被害の未然防止が期待される。

 設置されたのは、熱センサーで動くものを検知すると自動で撮影を開始するカメラ。AIによる画像識別を利用したシステムで、カメラで撮影したデータがクマと判別されると、撮影した日時と画像が電子メールで担当する市職員のスマートフォンに送信される。

 クマの出没を知らせる電子メールを受信した際は、市職員が出没場所へ出向くとともに、市鳥獣被害対策実施隊による追い払いを行うほか、人身被害の恐れがある場合にはわなによる捕獲を行う。

 カメラはクマの移動経路と推測される市内の河川付近に設置する。3月末には野生動物管理学が専門で岩手大名誉教授の青井俊樹さんによる指導の下、クマの移動経路と推測される豊沢川とその支流に5台を先行して配置。今月16日現在でクマは検知されていない。

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