県内外

遠景ベールに包まれ 県内で黄砂観測【岩手】

黄砂の影響でうっすらとかすむ烏兎ケ森=18日午後0時14分、一関市街地中心部から撮影

 盛岡地方気象台は18日、県内で黄砂を観測したと発表した。県南地方でも大陸から飛来した黄砂による影響で各地で遠くの景色がかすみ、視界が遮られた。

 一関市の中心市街地からは周囲の山並みがかすみ、北東約5キロに位置する烏兎ケ森(350メートル)付近もベールがかかったように見えた。車のボンネットや公園のベンチには細かい砂がうっすらと付着した。

 同気象台では、肉眼で視界を確認できる視程が5キロ未満になると交通機関に影響があるとして、終日注意を呼び掛けた。

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