冬季閉鎖解除 栗駒焼石ほっとライン
一関市と奥州市を結ぶ栗駒焼石ほっとライン(総延長15・9キロ)は19日、冬季通行止めが解除され、約5カ月ぶりに一般車両が通行できるようになった。2023年より2日早い解除で、予定時刻の正午と同時に一般車両が進入し、木々が芽吹き始めた山の景色を眺めながらドライブを満喫した。今年も11月中旬まで通行できる見込み。
栗駒焼石ほっとラインは、南から一関市道鬼頭明通(おにかべあけどおし)線、奥州市道谷子沢南前川山線が連続する道路で、観光や交流、地域活性化などを目的に整備された。15年9月の開通後は、新緑や紅葉シーズンを中心にドライブコースとして人気がある。
一関市側では、市道路管理課の職員立ち会いの下、同日正午の規制解除に合わせて進入防止柵が撤去。解除を待ちわびた一般車両が国道342号から奥州市側へのドライブを楽しんでいた。