北上・西和賀

鬼剣舞座像衣装一新 北上駅東口改札内 小清呉服店が寄贈

新調された鬼剣舞座像の衣装。八重樫市長(左から2人目)に目録を手渡す小笠原社長、右は高橋一弘北上駅長

 鬼剣舞の衣装を製造、販売する北上市柳原町の小清呉服店(小笠原一嘉代表取締役社長)は23日、JR北上駅東口改札内に設置されている鬼剣舞座像の衣装一式を市に寄贈した。座像は真新しい衣装となり、駅に降り立つ観光客やビジネス客らを迎え「鬼剣舞のまち北上」をアピールする。

 同社は1839(天保10)年創業。座像は数十年前、市が北上駅東口改札内の一角を借りて設置したが、衣装が古くなったことから同社が創業185周年を記念し、地域貢献活動の一環で新しい衣装一式の寄贈を申し出た。

 同日は北上駅東口改札前でセレモニーが行われ、小笠原社長は「鬼剣舞は非常に注目されており、ビジネス客や観光客にも喜んでもらえるよう新調した。衣装を間近に見ていただき、鬼剣舞の魅力を感じてほしい」と八重樫浩文市長に目録を手渡した。

 八重樫市長は「非常に鮮やかで、立派な衣装を頂いた。新幹線ホームから降りてすぐに設置され、北上のPRにもつながる」と感謝した。

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