一関・平泉

民藝に見る植物意匠 あすから菅原清蔵収集品展 一関市博物館

一関市博物館の企画展「菅原清蔵の民藝コレクションに見る植物意匠(ボタニカルデザイン)」のPRチラシ

 一関市博物館の2024年度企画展「菅原清蔵の民藝(みんげい)コレクションに見る植物意匠(ボタニカルデザイン)」は、27日から6月9日まで同市厳美町の同館で開かれる。旅館業を営み、同市の文化人として知られた菅原清蔵(1903~80年)が収集し、同館が所蔵しているコレクションの中から、植物がデザインされた品を展示する。

 民藝は民衆的工芸という意味で、思想家で美術評論家の柳宗悦(1889~1961年)が生み出した言葉。柳の提唱した民藝運動では、「名の無い職人が作った、民衆のための実用品は美しい」といった新たな美の価値観が主張され、菅原も共鳴する一人だった。

 企画展では菅原が民藝の観点から収集した品のうち、植物がデザインされた馬衣や秀衡椀(わん)、花巻人形、ちょうちんなどを公開する。

 関連行事として、5月12日午後1時30分~3時に菊池勇夫館長の講座「柳宗悦と東北・岩手―民藝調査の旅―」(定員50人程度)、来月19日午後2時~3時15分には演奏会「風薫る音楽会~野に咲く花たちの声が聞こえる~」(定員100人)を開く。館長講座、演奏会とも参加無料だが電話での事前申し込みが必要。

 来月19日午後1時30~50分には同館職員の「『落雁(らくがん)の型』にまつわる話」(定員100人)、来月11、25日、6月8日の午後1時30分~2時10分には同館学芸員の展示解説会を予定。「落雁の型」にまつわる話、展示解説会とも参加無料で事前申し込み不要。

 開館時間は午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)。月曜休館。企画展初日の今月27日、国際博物館の日に当たる来月18日と翌19日は入館無料となる。

 講座などの申し込み、問い合わせは同館=0191(29)3180=へ。

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