地域の元気願う ヒマワリ見頃 奥州・江刺
奥州市江刺愛宕字大畑、農業高橋正則さん(68)が育てているヒマワリが見頃を迎え、訪れた人を楽しませている。
高橋さんは2021年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で社会全体がうつむきがちになったため地域に元気を取り戻そうと思い立ち自宅の畑に植えた。その後は趣味で植える場所を拡大しながら続けている。
4年目の今年は、高橋さん所有と、近所の友人所有の畑合わせて約20アールに昨年採取した約2万個の種を植えた。すくすくと育ったヒマワリは最も高いもので背丈は3メートル。今月初めから咲き始め、9日ごろからは花が増えてきたという。
友人の畑約10アールには、中心部かららせん状に配置した四つのヒマワリの円がお目見え。子どもたちに迷路を楽しんでもらおうと考案したもので、畑のあちこちに進行方向を示す札を取り付けた。
高橋さんは見頃は21日ごろまでとみており、「たくさんのきれいな花が咲いてくれた。皆さんに楽しんでほしい」と呼び掛けている。