白い大輪輝く 及川さん方 ヤマユリ見頃【金ケ崎】
金ケ崎町西根二ツ堤の及川勇治さん(75)方の敷地内に整備された「おいかわ山百合園」で、野趣に富むたたずまいのヤマユリ約260本が見頃を迎えた。及川さんは妻喜美子さん(75)と共に丹精込めて手入れを続け、知人らを招いた観賞会を毎年開催している。今夏も好評を博した。
同園は、及川さんが自宅西側の杉林を2014年に伐採して整備。以前は100本ほどだったヤマユリが次々に増え、最盛期の18年には約590本に上ったという。その後、病害虫などで本数は減ったものの、今夏も白く輝くような花を次々と咲かせている。
「昨年より1日早く、7月9日に咲き始めた。つぼみが複数ある茎は一斉に咲くことはあまりないため、月末まで楽しめそうだ」と及川さん。9回目となる観賞会を15日に開き、ヤマユリのほかにも、タチアオイ約300株などが咲く庭に席を設け、知人らをもてなした。