理科の楽しさ伝えたい 工学GIRLS 北良とコラボ ドレス風白衣お披露目【岩手】
岩手大理工学部の女子学生による自主組織「工学GIRLS」(木下なつめ代表)と北上市のガス会社「北良」(笠井健社長)は、科学実験用の白衣「オリジナルラボコート」を共同製作した。今後、同組織が行う小中学生向けのサイエンス教室などで活用され、科学の魅力発信に役立てられる。
同組織は、2010年に同大工学部(現理工学部)の女子学生で結成。現在は37人が所属し、理系の女性「リケジョ」を増やすことなどを目的に県内外での小中学生向けサイエンス教室、女子学生を対象とした相談会などを行っている。
オリジナルラボコートは、活動の趣旨に賛同した同社が協力し製作。右肩に工学GIRLSのロゴが刺しゅうされ、膨らみのあるドレス風の形状とするなど女子学生の意見を取り入れてかわいらしくデザインされた。
19日に盛岡市の同大で発表会が行われ、同社がオリジナルラボコート10着と、活動資金として20万円の目録を贈呈。早速着用した木下代表ら5人によるせっけん作りなどの科学実験の実演も行われ、科学の魅力をPRした。
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