奥州・金ケ崎

米生産者と交流 田んぼアート見学 都内子ども食堂スタッフ【奥州】

田んぼアートを見学するなど奥州市の米生産者(左)と交流する江戸川区の子ども食堂スタッフ

 奥州市の農家らから米の寄贈を受けている東京都江戸川区の子ども食堂の運営スタッフ8人が、29~31日の3日間、同市などを訪れている。米を提供する農家宅の訪問などを通して取り組みの継続に向け交流を図った。

 米の提供などは、同市江刺梁川出身で都内在住の作家菊池恩恵さん(70)が「米一俵プロジェクト」として2023年から県産米を都内の子ども食堂に届けている。都内歯科の経営支援を手掛ける会社の代表として長らく歯科診療に関わった経験から「食で子どもの成長を応援したい」との思いで始めた。

 プロジェクトでは、市内外の農家から米の提供を受けるほか、非農家には県産米の購入と寄贈に協力してもらっている。

 来訪しているのは、江戸川区で月1回開設する「子ども食堂おりなすキッズ」のスタッフ。生産者と利用する側が対面して、親睦を図ってもらおうと企画された。同市出身の米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(花巻東高出)が描かれた同市水沢佐倉河の田んぼアートの見学やプロジェクトに協力する市内の農家宅を訪れている。

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