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選挙戦が濃厚 参院補選告示まで1カ月 野党、共闘を加速【岩手】

 広瀬めぐみ元参院議員の辞職に伴う参院岩手選挙区補欠選挙(10月10日告示、同27日投開票想定)は、告示まで1カ月と迫った。これまでに立憲民主党県連が擁立する元職木戸口英司氏(61)のほか、新人2人が立候補を表明または意向を示しており、選挙戦となる見通し。自民党県連が独自候補の擁立を見送ったことで与野党の対決構図は消え、共闘態勢構築に向け準備を加速させる野党陣営を軸に短期決戦の公算が大きくなっている。

 補選には、木戸口氏以外に政治団体代表で会社役員の新人小田々豊氏(69)=高知県中土佐町=が立候補を表明し、元滝沢市議で動物愛護団体代表理事の新人田中亜弓氏(53)が出馬の意向を示している。

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