一関・平泉

響け 50年目ハーモニー いちのせき第九合唱団 演奏会へ練習開始

第15回いちのせき第九演奏会の全体練習で歌声を響かせる合唱団員

 12月15日に一関市大手町の一関文化センターで開催される第15回いちのせき第九演奏会(実行委主催)に向け、市民有志で編成する「いちのせき第九合唱団」の結団式と初めての練習が12日夜、同センターで行われた。今回は1974年の第1回演奏会から数えて50年目に当たり、団員は節目に美しいハーモニーを響かせようと歌声を磨いた。

 同演奏会は、音楽の盛んなまちづくりを目的とした市民参加型イベント。当日は仙台フィルハーモニー管弦楽団と本県出身のソリスト4人を迎え、同合唱団がベートーベンの交響曲第9番「歓喜の歌」を歌い上げる。本来は2021年に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2回延期され、18年以来6年ぶりの開催となる。

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