花巻

北東北大学野球1部リーグ 富士大3季ぶりV【花巻】

優勝を決め、マウンドで喜びを爆発させる富士大ナイン=14日、花巻球場

 北東北大学野球の秋季1部リーグは14日、花巻市松園町の花巻球場で3試合が行われ、同市の富士大が八戸学院大(青森)を5―3で下し、3季ぶり39度目の優勝を飾った。

 富士大は一回に1点を先制すると、三回には4番渡邉悠斗選手と5番佐々木大輔選手(ともに4年)の連続適時打で3得点。4―1の八回にも1点を加えて駄目押しした。

 先発した主戦佐藤柳之介投手(4年)は7回途中1失点の力投。2番手の右腕安徳駿投手(4年)は九回に2点を失いながらも、粘りの投球で勝利を呼び寄せた。

 ここまで7戦全勝の富士大。3季連続優勝を狙った八戸学院大を破っての優勝にナインは喜びを爆発させた。安田慎太郞監督は「三回に3得点できたのが大きかった。春に優勝を逃してから、個人成績よりもチームの勝利を意識した練習を重ねてきた成果があった」と選手たちをたたえた。

 富士大は第55回明治神宮野球大会への出場権を懸け、10月26、27日に福島県のヨークいわきスタジアムで行われる第16回東北地区大学野球代表決定戦に挑む。

 山澤太陽主将(4年)は「絶対にきょうで優勝を決めるという気持ちで臨んだ。リーグの残り2試合も勝ち、代表決定戦でも優勝したい」と決意を示した。

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