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吃音当事者 悩み共有 盛岡でつどい 「岩手言友会」設立宣言

講演や体験発表などが行われた岩手吃音のつどい。当事者の自助団体「岩手言友会」の設立総会も開かれた

 NPO法人全国言友会連絡協議会(全言連、斉藤圭佑理事長)は15日、第2回「岩手吃音(きつおん)のつどい」を盛岡市内で開き、関係者が吃音当事者による自助団体「岩手言友会」の設立を宣言した。今後本県で定期的に交流会を開催し、当事者同士が悩みを共有できる場の形成を図る。

 同協議会は、言葉を滑らかに話すことができない吃音のある人のセルフヘルプグループ(当事者団体)として1966年に発足。全国44カ所に加盟団体があり、交流会などを通じて症状の改善や克服に取り組んでいる。

 同日は当事者やその家族、支援者ら約30人が参加。国立リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の酒井奈緒美聴覚言語機能障害研究室長による講演や当事者による体験発表、グループワークが行われた。

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