北上・西和賀

秋の実りに感謝 児童が稲刈り 北上・南小

稲刈りを体験した南小の児童

 北上市立南小学校(石川晃校長、児童462人)の稲刈り体験は19日、同市相去町の県立北上翔南高校実習田で行われた。5年生91人が稲を手刈りし、秋の豊かな実りに感謝した。

 農業の大切さを学ぶことを目的に毎年実施。実習田のうち児童が田植えをした約3アールの範囲で行われ、農業科目を学ぶ同高の2~3年生20人が指導した。

 児童らは安全な鎌の扱い方や穂を束ねるひもの結び方を教わると、たわわに実った稲穂を刈り取り、丁寧に束にした。束を結ぶのに苦労する児童もいたが、クラスメートや高校生と協力してしっかりとひもを結び、両手いっぱいに抱えて笑顔を浮かべていた。

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