電波望遠鏡 間近に 宇宙遊学館で銀河フェスタ【奥州】
いわて銀河フェスタ2024は12日、奥州市水沢星ガ丘町の国立天文台水沢VLBI観測所と奥州宇宙遊学館で開かれた。直径20メートル電波望遠鏡の見学ツアーをはじめ、星や宇宙に関する研究紹介、講演、クイズなどが行われ、訪れた家族連れらが天文学に親しんだ。
天文台の特別公開と同館の無料開放を合わせた年1回のイベントで、同観測所創設125年に当たるのにちなみ「地域とともに125年~地球から宇宙へ~」をテーマに、同観測所と市、NPO法人イーハトーブ宇宙実践センターなどでつくる実行委が主催した。
5年ぶりに行われた電波望遠鏡の見学は、1回定員10人で計15回設けられ、すべて満員に。高さ12メートルほどまで階段を上った来場者は、内部を見学したり、周囲の景色を楽しんだりしながら宇宙の電波を受信する望遠鏡の役割を学んだ。
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