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花巻東4強入り 秋季高校野球東北大会

【鶴岡東―花巻東】七回2死三塁のピンチを切り抜け、ベンチ前で喜ぶ花巻東ナイン=16日、福島県・ヨークいわきスタジアム

 第77回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催)は16日、福島県のヨークいわきスタジアムで準々決勝2試合が行われた。本県第2代表の花巻東は、鶴岡東(山形第1)に2―1で逆転勝ちし、2021年以来3年ぶりの準決勝進出。県勢の4強入りは2年連続となった。【7面に関連】

 花巻東は五回に1点を先制されたが、直後に萬谷堅心選手(1年)の中前適時打ですぐさま追い付いた。1―1の七回1死三塁から山崎力選手(2年)がスクイズを仕掛け、適時内野安打となり勝ち越した。

 先発した萬谷選手は、七回以降走者を出したものの、粘り強く投げて1失点完投。佐々木洋監督は「苦しいゲームだった。すぐ同点に追いつけたことが大きかった。(萬谷選手は)投球も打撃も良かった」と振り返った。

 17日は休養日で試合はなく、18日に同スタジアムで準決勝2試合が行われる。2025年春の選抜大会は東北地区の一般枠が「3」のため、決勝進出なら出場が有力。負けられない一戦で、花巻東は青森山田(青森第1)と激突する。

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