平泉の魅力語る 来月10日、東京でシンポ
平泉町の中尊寺金色堂建立900年の節目に、平泉の仏教美術を中心とした最新の研究動向と平泉文化の魅力について各分野の第一人者3人が語る「平泉学シンポジウムin東京 世界遺産平泉研究の現在―平泉の仏教美術―」は、11月10日に東京都千代田区の一ツ橋ホールで開かれる。
世界遺産平泉保存活用推進実行委員会、県、岩手大が主催。午後1時に開会し、歴史学者で東京大名誉教授の佐藤信さんが「中尊寺金色堂の日本史的意義」、日本建築史や文化財保存学の分野から徳島文理大教授の清水真一さんが「平泉の仏教建築―中尊寺金色堂について―」、美術史の分野から武蔵野美術大教授の奥健夫さんが「中尊寺の仏教美術―仏像について―」と題しそれぞれ講演を行う。4時30分終了予定。
入場無料だが事前申し込みが必要。申込期限は11月4日(はがきでの応募は10月31日)。問い合わせは同実行委事務局の県文化スポーツ部文化振興課=019(629)6486=へ。