栗駒山 冬ごもり 国道342号 真湯ゲート閉鎖
一関市厳美町から県境を越えて秋田県に通じる国道342号真湯ゲート―須川高原温泉間(14・9キロ)は5日、冬季閉鎖された。路面の凍結や積雪で通行が困難になるための措置で、同日から秋田側区間も通行止め。紅葉シーズンを中心に多くの行楽客でにぎわった栗駒山(1626メートル)は、半年間の長い冬ごもりに入った。岩手側の道路を管理する県南広域振興局一関土木センターによると、通行止め解除は2025年4月下旬を予定している。
8合目(1126メートル)にある須川高原温泉は今月3日で今季の営業を終え、国道を隔てた須川ビジターセンターと同様、5日午前で雪囲いなどの冬支度を終了。同町真湯地内では山を下りる車の通過を確認した同センター職員が、正午と同時に鋼鉄製のゲートを194日ぶりに閉じた。
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