「おうしゅうたろう」縫いぐるみ発売 イワブチ 奥州市の宣伝に一役
奥州市公式マスコットキャラクター「おうしゅうたろう」の縫いぐるみが11日から市内企業で販売され、奥州の宣伝に一役買っている。
JR水沢駅そばで祭りや踊りの衣装などを取り扱う専門店、イワブチ(岩渕大起代表取締役社長)が発売。縫いぐるみは高さ23センチで限定150個用意した。市内外のおうしゅうたろうファンらが買い求めている。
おうしゅうたろうは、市役所の若手職員を中心とした制作チームが発案し、今年5月に誕生した。デザインは同市出身で奥州大使を務める漫画家の吉田戦車さんが担当。同市に住みついた宇宙人という設定で、多くが謎に包まれている。
市内ではシールやクリアファイル、アクリルキーホルダー、ポチ袋などの関連グッズが販売されている。今回は同社が商品化を申請し、初の縫いぐるみ発売となった。岩渕裕取締役は「店に住みついた150体だけなので、ぜひ買い求めてもらい、家族の一員に迎えてほしい」と呼び掛けている。
縫いぐるみは税込み3500円、スタンド付きは同4000円。同市水沢寺小路の同社駅通り本店で購入できる。売れ行き状況などは同社インスタグラムで発信している。
問い合わせは同社=0197(24)1230=へ。