一関・平泉

寒さ本番 県南各地で今季初冬日【一関】

市民がジョギングやウオーキングで行き交う一関遊水地周囲堤上で真っ白な霜に覆われた草葉=14日午前7時5分、一関市中里字上大林

 14日の県南地方は、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で最低気温が一関市千厩氷点下2・6度、花巻同2・2度、江刺同1・4度、北上同0・2度、一関は0・9度(いずれも盛岡地方気象台調べ)と厳しい冷え込み。県内に設けられた34の観測地点のうち28カ所が今季最低となり、江刺や北上では今季初めて氷点下に達する冬日となった。

 一関市内では建物の屋根や車のフロントガラスなどに霜が降り、平泉町との間にまたがる一関遊水地の周囲堤上では緑の草葉が真っ白な霜で覆われた中、市民が白い息を弾ませながらジョギングやウオーキングをする姿が見られた。

 同気象台によると、同日の最高気温は一関と江刺が14・3度、北上13・7度、花巻13・6度。15日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや晴れ、雨の降る所がある見込み。

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