冬の味覚 楽しんで 来月1日 宮古鮭まつり
宮古市で12月1日に開催される恒例の「宮古鮭まつり」をPRするキャラバン隊は21日、盛岡市の岩手日日新聞社盛岡支社を訪れ、サケを中心に宮古の海産物の魅力を発信するイベントをアピールした。
まつりは53回目。宮古の冬の海産物を中心に四つのイベントをリレー形式で2025年3月まで実施する冬の味覚アピール企画の第2弾。
開催時間は午前10時~午後2時。宮古市魚市場を会場に14店舗が出店し、定番の新巻きザケやイクラ、さけ汁などサケを使ったメニューや商品のほか、海産物も提供する。新潟県村上市の名物「塩引き鮭」の販売や新巻きザケ作りを体験するイベントも行われる(事前予約、有料)。
主催する宮古観光文化交流協会の岩間晃貴さんは「近年はサケの漁獲が振るわない状況にあるが、イベントを通じてサケ文化が続いている宮古と村上の味の違いなどにも理解を深めてほしいので、ぜひ訪れてほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは同協会=0193(62)3534=へ。