屋内スポーツ施設に改修 奥州・すぱーく胆沢 来春から市が管理
奥州市は、屋内ゲートボール場である同市胆沢小山字高縁堰下の「すぱーく胆沢」を同市社会福祉協議会から譲り受け、2025年3月末までにゲートボール以外にも活用できるよう改修する。市社会体育施設として子どもからお年寄りまでがスポーツや余暇活動を楽しめる場とする計画。来年4月1日の運用開始を目指しており、当面は市直営での管理を見込む。
同施設は合併前の旧胆沢町が主導し、旧町社協が日本財団の助成を受け1992年に建設。市民の憩いの場となっている蛸の手親水公園内にあり、鉄骨平屋建てで、1040平方メートルのゲートボールコート2面と79平方メートルの休憩所を備える。
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市では今年度、窓がガラス張りの同施設に防球ネットを張るなど、ゲートボール以外の種目も広く活用できるよう改修する計画。同施設の設置条例案を、29日開会の市議会12月定例会に提出する。来年4月からは市直営で管理するが、指定管理者制度の導入も見据える。今後、民間での活用が見込まれる場合は、民間運営への移行も検討する。