一関・平泉

差別の無い社会に きょうから人権週間 一関で啓発活動

一関市花泉町で買い物客に関連グッズを配り、人権週間実施を周知する人権擁護委員(右)

 「『誰か』のことじゃない」をキャッチコピーに法務省などが定める第76回人権週間(4~10日)を前に水沢人権擁護委員協議会一関部会は3日、一関市内で街頭啓発活動を行い、差別やいじめ、虐待の無い社会への協力を呼び掛けた。

 同市花泉町涌津のマイヤ花泉店前で夕方行われた活動には、町内在住の人権擁護委員3人と市の担当職員合わせて5人が参加。買い物を終えた市民に「あすから人権週間です」と声を掛けては、人権の大切さをまとめたパンフレットやイメージキャラクターのストラップ、特設相談所の日程などを入れた袋を手渡した。

 同委員の高橋武美さん(75)は「人権と聞くととかく難しいと思われがちだが、人権週間を機会に改めて自分たちのことと捉えて考える機会にしてほしい」と語った。

 人権週間は、世界人権宣言が採択された翌年の1949年、法務省が人権デー(12月10日)を最終日とする1週間と定めている。

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