学校保健に理解深め 9カ国関係者 情報共有 JICA東京研修【西和賀】
国際協力機構(JICA)東京の課題別研修「母子継続ケアとUHC」は5日、西和賀町内で行われた。アンゴラ、パキスタン、ガーナなど9カ国の母子保健関係者ら12人が町内の高校生、教諭と情報を共有し、日本の学校保健、思春期保健などについて理解を深めた。
研修は公益財団法人「ジョイセフ」の協力を得て毎年開催しており、今年は11月25日~2025年1月15日の日程で来日。今月3日から3日間、本県に滞在し、西和賀町や盛岡市などを視察。
5日は県立西和賀高校(助川剛栄校長、生徒105人)を訪問。同校の後藤菜月養護教諭が保健室を案内し、学校保健計画の作成の意図などを説明した。グループディスカッションでは1年生40人と「若者の健康課題」をテーマに性教育の普及やスマホ依存など若年層特有の健康課題について意見を交わした。生徒たちはこのほか、日本の流行やお菓子なども紹介した。
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