海外にも活躍見せたい 国内最高峰レース総合V プロライダー小原選手【北上】
北上市和賀町出身のプロライダー・小原堅斗選手(32)=カワサキプラザ盛岡&花巻レーシング所属=が「2024MFJ全日本スーパーモト選手権シリーズ」の国内最高峰となる「S1プロクラス」で2年ぶり2度目の総合優勝を果たした。今シーズンから地元岩手のチームに移り臨んだシリーズでの王座獲得に喜びもひとしおで、小原選手は「目標は2連覇。世界選手権などで海外にも岩手のライダーとして活躍を見せつけたい」と意欲を示す。
スーパーモトは、舗装されたアスファルトと未舗装のダートを組み合わせた約1・5キロの周回コースを10~12周し、ゴールした順位を競うバイクレース。年間を通して日本各地のサーキットを転戦し、各大会のレース結果による獲得ポイント数の合計で総合順位が決まる。小原選手は11月10日に愛知県の美浜サーキットで行われた今季最終第7戦で1位となり、総合優勝を決めた。
小原選手は専大北上高卒。3歳からバイクに乗り始め、18歳から全日本モトクロス選手権に出場。2018年にスーパーモトに転向し、22年は東京のチームでシリーズ初優勝を果たした。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。