鉛温泉スキー場開き オープンはお預け【花巻】
花巻市鉛の鉛温泉スキー場の安全祈願祭とスキー場開きが、23日に現地で行われた。雪不足のため、この日予定していたオープンは延期。関係者が集まり、シーズン中の無事故と本格的な降雪を祈った。
市と市スキー協会、温泉や観光商工団体、パトロール隊、地域住民など関係者約60人が出席。市生涯学習部の菅野圭部長、市スキー協会の松田昇会長らが玉串をささげ、テープカットをして今シーズンの幕開けを祝った。
ゲレンデは白く雪化粧しているものの、積雪量は第2リフトの山頂部で30センチ程度。安全に滑走ができる積雪50センチ以上、圧雪して30センチ以上の基準までには届いてない。
同スキー場は市営となり今季で25シーズン目。近年は暖冬の影響で雪不足が続き、営業日数が少なくなっているが、菅野部長は「今シーズンは雪が多くなる予想が聞かれ、多くの客を迎えられると期待している。安全を第一に事故のない運営に努める」とあいさつした。
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