北上市役所に門松 職訓協贈る
北上職業訓練協会(髙橋寛会長)は25日、北上市に門松一対を寄贈した。年末の恒例事業で、市役所本庁舎正面入り口に飾り、市民の新年の多幸を願った。
同協会が運営する北上高等職業訓練校に造園科があった当時は、生徒が作製した門松を毎年官公庁に寄贈していた。同科廃止後は一時途絶えたものの、新型コロナウイルス収束などを願い、2020年に復活した。
同協会員の造園業・山愛緑化(花巻市)が製作した高さ1・8メートルの門松を贈った。髙橋会長と髙橋義和事務局長が市役所を訪問。寄贈式で髙橋会長は「門松を見た市民の方が25年も頑張ろうと思ってくれるよう願いを込めた」と語った。八重樫浩文市長は「立派な門松。市民も明るい気持ちで新年を迎えられる。この門松で北上市ももっと元気になる」と感謝した。来年1月7日まで飾られる。