県内外

官公庁仕事納め 来月5日まで9連休

 県南地方の官公庁は27日、2024年の業務を終え、25年1月5日まで9連休となる年末年始休暇に入った。北上市を除く6市町では仕事納め式が行われ、各首長が1年間の業務精励に感謝し、新年に向けて英気を養うよう職員に呼び掛けた。

 このうち、一関市では市役所本庁と各支所をオンラインで結んで仕事納め式を行い、部長級職員ら30人余りが出席した。

 佐藤善仁市長は「激動の一年だった。国内においても、海外においても、市においてもだ」と語り、能登半島地震や欧米の政治体制変化、衆院選での与野党勢力逆転などを振り返った。

 特に中山間地域等直接支払い交付金の返還や違反転用農地の原状回復への対応が焦点となっている盛り土農地問題については「根深さ、背景、原因などの大きさ、そして対応の困難さという意味で、市町村合併前を含めて最大級の課題」との認識を示し、「前を向いて一つ一つ着実にやっていくのがわれわれの職場。課題に真っ正面に向き合って取り組んでいくことしかできないが、そうすることによって間違いなく物事は前進する」と呼び掛けた。

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