工期3カ月程度遅れ 土壌改良など影響 水沢中改築【奥州】
奥州市教委は、市立水沢中学校の校舎改築工事を進めている。同市水沢字南丑沢地内の同校敷地内に校舎と体育館などを建て替えるが、不測の土壌改良工事が必要となったほか、職人不足などが影響して建築工事に3カ月程度の遅れが出ている。年内に完成する予定だが、2025年度2学期を当初使用開始としていたが3学期にずれ込む見通しだ。
改築工事は当初、23年9月から25年7月までの工期で完了する計画だったが、土壌の一部が汚泥状態であることが判明。工事で生じた発生土の再利用計画を見直し、地盤改良の工事が追加された。
このほか、熱中症対策による作業時間の減少や職人不足などで日程調整が図れず、24年9月に2カ月程度の遅れが見られ、今後も作業工程に1カ月程度の遅れが出るという。
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