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大賞は岩舘電気(盛岡) いわてDX 特別賞に奥州市

「いわてDX大賞」受賞企業・団体の関係者

 産学官金で構成するいわてデジタルトランスフォーメーション(DX)連携会議(会長・達増拓也知事)は15日、県内企業・団体のデジタル化につながる優れた取り組みを表彰する「いわてDX大賞」を発表した。2024年度の大賞には電気工事業の岩舘電気(盛岡市)が輝き、奥州市が特別賞に入った。

 表彰制度は22年度にスタート。デジタル技術を活用し効率化や課題解決に取り組んだ事例が対象。県内から10件の応募があり、取り組みによる効果や先進性、地域活性化などの観点を踏まえて審査が行われ、大賞1点、優秀賞2点、特別賞1点が選ばれた。

 大賞は岩舘電気の「社員の成長と幸福のためのDX:岩舘電気の変革」と題した取り組み。社内情報を徹底して見える化したほか、ITインフラ整備で業務効率化を図り原価管理やデータ共有の自動化、リモートワークを推進。独白の社内ポータルを開発し、見積り状況や売り上げ予測、残業時間などの可視化に努めた。

 特別賞(地域の未来に繋がるで賞)の奥州市は、各総合支所にオンライン面談窓口を設置し、住民が庁舎間の移動なくオンラインで行政手続きの相談ができる取り組みを推進。ウェブ会議システムを通じて本庁と音声や映像をやりとりするシステムを導入し、支所で完結する業務を増やした。

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