一関・平泉

藤沢PR任せて 「のやっきー」誕生 LINEスタンプ発売 まちづくりグループ【一関】

藤沢のPRキャラクター「のやっきー」の絵柄を使用したラインスタンプ

 一関市藤沢町をPRするキャラクター「のやっきー」が誕生した。同町の「FESTnoARE(フェストのアレ)」(熊谷菜美恵代表、所属17人)が考案し、絵柄を活用して無料通信アプリ「LINE(ライン)」で使えるスタンプを発売。得意としているデジタル技術も絡め、地元の活性化に役立てていく。

 フェストのアレは藤沢の活力あるまちづくりグループ「FEST」の部会で、20~40代が所属。拠点の藤沢市民センターに整備されたデジタル機器・環境を活用し、地域活性化や次世代育成を主眼に活動している。

 「のやっきー」は同町を代表するイベントで手作りの土器を焼く「藤沢野焼祭(のやきまつり)」のイメージを基に、頭から野焼きの炎を上げる遮光器土偶の姿でデザイン。メンバーの関係者で同町出身の畠山麻衣さん(宮城県塩釜市)が描き下ろした。

 ラインスタンプは40種で、あいさつや応答などを盛り込んだ日常的に使いやすい絵柄を用意した。メッセージは「ふんつぁ(藤沢)弁」と独特の語尾を組み合わせた「のやっきー語」といい、のやっきーの表情は豊か。同アプリ内のスタンプショップで購入でき、120円。収益はフェストのアレが地域交流を目的としたイベントで活用する。

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