竹スキー王者目指そう 来月9日「世界大会」 東山・長坂みらい塾【一関】
一関市東山町長坂地区の地域協働体「たいしたもんだ長坂みらい塾」(鈴木正敏代表)は、2月9日に地元出身のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手(23)=一関学院高―法政大、バートン=の応援の盛り上げにつなげる「岩渕麗楽杯たげばすり(竹スキー)世界大会」を開催する。会場は同町長坂の唐梅館総合公園内の特設コースで、「たげばすり世界チャンピオンを目指そう」と参加を呼び掛けている。
岩渕選手の名前を冠した同大会は、同選手の活躍に向けて市民の応援活動につなげていくとともに地元に伝わる「たげばすり」を通じて冬期間の運動不足の解消を図り、地域活性化などにつなげるのが狙い。
第1回は2019年2月に同公園内特設会場で開催。市内外から32人の選手が出場し、小学生は約15メートル、中学生以上は約18メートルのゲレンデを竹スキーで2回滑り、ベストタイムで順位を競った。しかし、20年以降は雪不足や新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止が続いている。
第7回となる今年は午前10時に競技を開始。小学校低学年、同高学年、中学生、一般各部門の男女別に競技を行い、小中各部門の優勝者にキッズ用スマートウオッチをプレゼントするなど上位入賞者を表彰する。
参加資格は小学生から100歳までで参加無料。参加者全員に岩渕選手の特製オリジナルトートバッグをプレゼントするほか、会場でおにぎりと豚汁を振る舞う。竹スキーは自作の持ち込みのほか、貸し出しも行う(市販のミニスキーは不可)。選手の国籍は問わず地区外からの参加も歓迎する。申し込み締め切りは今月31日。積雪状態を踏まえた開催可否は後日決定する。
申し込み、問い合わせは長坂みらい塾=0191(34)5228=か、東山=0191(47)2243=、田河津=0191(47)2349=、松川=0191(48)2410=の各市民センターへ。