地域巡り 屋根に放水 秋葉神社火防祭 川崎【一関】
一関市川崎町薄衣の秋葉神社火防祭は26日、薄衣地区の中心市街地などで行われた。市消防団川崎1分団の団員が消防ポンプと共に地区内を巡り、家々の屋根に水を掛けて今年の無火災を願った。
地区内が大火に見舞われた日を厄日とし、この日に合わせ火防祈願をしたのが始まりとされる。
現在は同分団1、2部が担い、「水掛祭」とみこしの巡行などを行っている。かつて行われた獅子舞の門付けは、新型コロナウイルスの感染拡大以降は中止している。
特徴的な水掛祭は同分団1部の管内で行われ、団員と千厩署員、市交通指導員の24人で取り組んだ。同神社近くの消火栓から軽トラック荷台の水槽へ取水して出発。住民がそれぞれ門口に用意したバケツ2杯分の水をつぎ足しながら、団員は軽可搬ポンプを使って高く水を噴き上げ約200戸を回った。
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