ぴりっと爽やか 青唐辛子明太子販売 北海道鹿部町産タラコ使用 西和賀産業公社とユキノチカラ協
西和賀町産の青唐辛子と北海道鹿部町産のタラコを使った「ユキノチカラ青唐辛子明太子」が、西和賀町内で限定販売されている。人口5000人以下の雪国同士によるコラボレーション企画で、それぞれの地域の特産物を組み合わせた意欲作。関係者たちは上質に仕上がった辛子明太子に手応えを感じながら、地域をまたいだ商品開発に意欲を見せている。
西和賀産業公社とユキノチカラプロジェクト協議会、鹿部町で水産加工を手掛ける一印高田水産による初の取り組み。2024年10月ごろから準備を進め、今月23日に販売を開始した。
西和賀町内では古くから青唐辛子の栽培が盛んで、西和賀産業公社では15年から広さ約1アールの圃場(ほじょう)で生産しており「辛味しょうゆピッ辛」などを販売している。
辛子明太子の原料となるスケトウダラの卵の9割が外国産の中、一印高田水産では国産の上質な卵を使用する。商品開発に向けて同社の人気商品「小雪たらこ」を提供し、加工を担当した。
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momottoメモ
価格は1パック(容量125グラム)税込み1300円。販売数は400個。うち300個は西和賀町の道の駅錦秋湖や湯夢プラザ、結ハウスで取り扱うほか、ECサイト「にしわがみせっこ」でも購入可能。100個は鹿部町で販売する。
問い合わせは同公社=0197(82)2211=へ。