大物の片りん当時から 大谷選手リトルリーグ時代 恩師ら逸話披露【奥州】
奥州市出身の米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(30)のリトルリーグ時代をテーマにしたパネルディスカッションは1日、同市水沢の市文化会館(Zホール)で開かれた。当時の恩師やチームメートらがリトルリーグの経験が後のプロとしての成功の土台になったことなどを振り返り、今季のさらなる飛躍を期待した。
同市水沢の跡呂井町内会(森岡誠会長)が教育文化講演会として開催。大谷選手が幼稚園卒園まで同町内会の住民だったのを縁に、小学校5年から中学校1年まで所属した水沢リトルの関係者5人(いずれも同市水沢在住)がパネリスト、当時の水沢リトルの会長を務めた柳田善雄さん(74)=同市水沢=がコーディネーターを務めた。
会場には大谷選手の関連パネルやユニホームが展示され、市内外から約100人が訪れた。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。
momottoメモ
当時総監督で現水沢リトル会長の及川正勝さん(76)は「入団した時から投打ですごかったので大物の片りんを感じた。指導者たちのサポートが大谷選手の二刀流の礎を築いた。大リーグを代表する選手としてけがなく活躍してほしい」とエールを送った。