江戸期彩るひな人形 市立博物館で企画展【北上】
北上市立花の市立博物館で企画展「春の人形展」が開かれている。かつて黒沢尻の老舗旅館にあった大きなひな人形をはじめ、江戸時代のひな人形計19点が会場を彩っている。3月9日まで。
入り口ロビーに飾られているのが、江戸時代後期の名人形師・末吉石舟直吉の傑作「黒沢尻の大雛(ひな)人形」。男びな43センチ、女びな45センチの大型で以前、古川屋旅館(同市本通り)に飾られていた。同博物館の杉本良主任学芸員は「古今びなとしては大変珍しい大きさで、五人ばやしまでそろっている。江戸後期の古今びなとして日本有数の貴重なもの」と評価。
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momottoメモ
同展は無料スペースで開催。開館時間は午前9時~午後5時。毎週月曜(24日は開館)と12、25、26日休館。