人馬の安全を祈願 来月9日からレース開催 水沢競馬場【奥州】
県競馬組合の安全祈願祭は7日、奥州市水沢姉体町の水沢競馬場で行われ、3月9日からのレース開催を控え、人馬の無事故を願った。
同組合関係者と馬主、調教師、騎手、獣医、厩務(きゅうむ)員ら約50人が出席。敷地内にある馬櫪神(ばれきじん)を祭った石碑の前で神事を行って、小田島賢一場長ら関係者が玉串をささげた。
その後、調教やレースが行われる本馬場で、小田島場長ら3人の参列の下、神職が切麻(きりぬさ)をまいて清めた。
岩手競馬2024シーズンは、同競馬場で来月9日から31日までの計12日間開催されるレースを残すのみ。来シーズンは4月上旬に開幕を予定している。
小田島場長は「近年にない積雪となっているが、10日には馬場を開放する。充実した魅力あるレースを提供していきたい。楽しみに来場してほしい」と話した。
7日は盛岡競馬場でも同様に安全祈願祭と馬場清めが行われた。両競馬場の本馬場での調教は10日に開始される。