一関・平泉

鮮やかな飾りで歓迎 まゆっこならし 大東・大原 川内自治会【一関】

大東大原水かけ祭りの会場付近に「まゆっこならし」を飾る川内自治会の会員ら

 11日の一関市・大東大原水かけ祭りを前に同市大東町大原の川内自治会(伊東俊一会長、54世帯)は8日、地元の沿道などに「まゆっこならし」を飾った。30年近く続く取り組みで、県内外から同市を代表する冬の祭りを訪れる観光客を歓迎する思いを込めている。

 同自治会の会員ら約30人が参加。ミズキの枝を切ったり、団子を丸めたりする準備作業を行い、大原市民センター前の川内橋たもとに高さ約5メートルのミズキを設置。赤や黄、緑など色とりどりの団子を枝に刺し、縁起物の飾りをつるした。

 まゆっこならしは県立大東病院やデイサービスセンター大東など地区内数カ所にも設置。祭り当日まで飾り、夜はイルミネーションを点灯する。また、橋のたもとには同自治会の年賀会事務所も設け、観光客をもてなすことにしている。

 伊東会長は「まゆっこならしは近年、世代間交流の行事などとしても行われているが、それでもやるところが少なくなっている。色鮮やかなまゆっこならしを飾り、祭りの盛り上げにつなげたい」と話していた。

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