春空に続く石段華やか 一関・きょうから せんまやひなまつり
11日から一関市千厩町で開かれる第18回せんまやひなまつりに先立ち、同市千厩町千厩の松澤神社で9日、「三十三段雛(びな)」のオープニングセレモニーが行われた。認定こども園千厩小羊幼稚園の園児らによるテープカットをし、参道の石段にひな人形を飾る催しの始まりを祝った。
同神社ひなまつり実行委員会が主催し、約70人が出席した。主催者、来賓のあいさつに続き、同園の3~5歳児20人が「うれしいひなまつり」を元気に歌唱。関係者が鳥居の前でテープカットをした。同日は三味線と講談の披露、飲食物の販売なども行われた。
同園の千葉斗生ちゃん(6)は「テープカットは緊張した。散歩でひなまつりを見に行きたい」と話していた。
三十三段雛はせんまやひなまつりの関連行事。3年目の今年はひな人形300体以上を用意し、これまでの石段に加え、新たに拝殿にも飾る。
今後は11、15、22~24日、3月2日に展示。時間は午前10時~午後4時。今月23日は「ひな祭りわんちゃんフェスティバル」とし、犬と一緒に撮影会などを楽しめる。