寒さに負けず「ヨイサー」 雪中神輿祭り【西和賀】
西和賀町湯本の温泉街で9日、「謝湯雪中神輿(みこし)祭り」が開かれた。県内外の35団体から集まった約130人が、はんてんや下帯姿でみこしを担いで練り歩き、雪景色に熱気あふれる掛け声を響かせた。
西和賀神輿西湯会(佐々木勉会頭)が地域活性化を目指し、温泉の源泉にも感謝しようと30年以上前から開催。新型コロナウイルス感染拡大後は中止となったが、2024年に4年ぶりに復活した。
今年は北海道や関東を含む団体が参加し、湯田農業者トレーニングセンターを出発。総重量約700キロのみこしを担ぎ、約1・5キロのコースを2時間かけて巡行。担ぎ手は沿道から雪をかけられながら寒さに負けじと「セイヤー」「ヨイサー」と勇ましい声を上げた。
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