胃袋自慢がしのぎ 横綱は山神さん(香川) わんこそば全日本大会【花巻】
花巻名物のそばを制限時間内におわんで何杯食べられるかを競う第67回わんこそば全日本大会(運営委主催)は11日、花巻市若葉町の市文化会館で開かれた。全国の大食い、早食い自慢の「食士」たちがしのぎを削り、246杯を平らげた香川県の山神智洋さん(41)が第67代横綱に輝いた。
県内を中心に北海道や神奈川県、台湾などから180人が出場。小学生、一般の団体の部は3人一組、制限時間3分、個人の部は制限時間5分で食べた杯数を競った。
食士たちは行司の声と応援団の声援が響き渡る中、給仕を務める花巻東高校の生徒と呼吸を合わせながら次々にそばをかき込んだ。
個人の部は東京都の海老原まよいさん(29)が243杯で女子の大会記録を塗り替え、総合3位に食い込むなどレベルの高い大接戦。山神さんと一関市の岩渕恭史さん(40)がともに246杯を記録して並んだが、同杯数の場合は年長者が勝つという大会規則により、山神さんが栄冠をつかんだ。
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