「おうしゅうたろう」縫いぐるみ再び イワブチ 奥州市盛り上げたい
舞台衣装のデザイン制作などを手掛ける奥州市水沢字寺小路のイワブチ(岩渕大起代表取締役社長)は13日、同市公式マスコットキャラクター「おうしゅうたろう」の縫いぐるみを再販売した。表情が異なる2種類、500体を用意。市内外のファンらが来店して買い求めている。
同キャラクターは、市役所の若手職員の発案で生まれ、同市水沢出身の漫画家吉田戦車さんがデザインした。「地球を調査するため奥州市に住みついた宇宙人」という設定。市内の民間事業者などがキャラクターグッズを販売している。
同社が2024年11月に初めて販売し、150体が2日間で完売した。今回は昨年購入できなかった人のために口を閉じた表情(先住者)200体と、口を開けた表情(新入り)の300体を用意。同日は次々とファンらが来店し、400体ほどが売れた。
買い求めた市外の女性は「職場に飾りたい。ほっこりとした表情が癒やされ、仕事のモチベーションになる」と喜んだ。
同社の岩渕裕取締役は「今回は新入りを連れて500体が住みついたので購入していただきたい。もっと話題になってもらい奥州市を盛り上げたい」と話している。同社SNSで情報を発信している。
価格は1体(高さ23センチ)税込み3500円、スタンド付きが同4000円。
問い合わせは同社=0197(24)1230=へ。
