花巻

宇宙で結ぶ奇跡の一首 人工衛星通じ作成 花巻北高短歌発表会

優秀作品の下の句を考えた生徒を表彰した短歌発表会

 県立花巻北高校(佐々木信明校長、生徒670人)の生徒が作った下の句と、国内外から応募された上の句を地上から別々に人工衛星に送信し、宇宙空間で組み合わせる「短歌ミッション」の発表会が20日、花巻市本館の同校で開催された。最高賞の一席「目が慣れてきたころ空は語りだすあなたにとどけわたしはここに」など、偶然の結び付きで生まれた優秀作品を表彰し、活動を締めくくった。

 宇宙をテーマに花巻を盛り上げる合同会社SPACEVALUEと宇宙産業の総合商社SpaceBDによるプロジェクト「UP花巻」の一環。同校生徒が携わった小型人工衛星「YODAKA」は2024年11月に米国からロケットで打ち上げられ、同12月に宇宙空間に放出された。

 生徒が考案した短歌作成ミッションでは、「夜空」を題材とした短歌(連歌)の上の句に全国各地や米国、中国などから413句、生徒が手掛けた下の句は430句が寄せられ、それぞれYODAKAに通信。独自に組み合わさり、最終的に307首が完成した。

 発表会には1、2年生が参加し、歌人の木下龍也さんが二席「爪痕のような光のつぶつぶを耳を澄ませる静寂の夜」、三席「天漢に運命繋ぐカササギがいつかわたしもとべるといいな」、佳作6点を品評した。

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