暗闇で光る眼鏡グリップ パテントコンテスト 馬場さん(一関高専専攻科1年)優秀賞
全国の大学生や高専生、高校生が発明のアイデアやデザインを競う2024年度パテントコンテスト(文部科学省、特許庁、日本弁理士会など主催)で、一関市萩荘の一関工業高等専門学校専攻科1年の馬場亜利沙さん(21)が優秀賞を受賞した。同校からの入賞は8年連続計13件目で、大学を含めた出場校の中でも上位の好成績を収めている。
受賞したのは、耳に掛ける眼鏡のつるの部分に取り付ける「蓄光眼鏡グリップ」。内側にのみ蓄光素材を含んだ材質を採用することで眼鏡を掛けている際は普段と変わりないが、外した状態では内側の蓄光素材が光り、暗闇でも眼鏡の場所が分かりやすくなる。
日ごろ眼鏡を使っている経験から「夜中に地震などの災害が発生しても、手元に置いた眼鏡をすぐに探せるようにしたい」との思いで検討を重ねて応募。現在は入賞者を対象とした特許出願手続きを終えて審査結果を待っている。
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momottoメモ
7日には東京都内で表彰式が行われる。